仕事帰りに軽く一杯。30分や1時間限定の「ちょい飲み放題」が人気を集めている。値段も1000円ほどと、お財布に優しい手軽さもその人気の秘密。そして意外な店でも始まっていた。◇
仕事終わりの疲れを癒やす一杯。サラリーマンにも思わず笑みがこぼれる。居酒屋か?と思いきや、もっちりとした麺が売りのうどんチェーン店「丸亀製麺」だ。
この店では、メインメニューであるうどんや天ぷらなどと一緒に、ビールや焼酎などの4種類のアルコールが飲み放題となるプランを提供。ただし、時間は30分間のみ。お値段は1000円(生ビールなど30分飲み放題1000円。セットうどん等+2品付き ※平日17時~)。お手頃価格に、お客さんはセルフでビールを注ぐ手も進む。
お客さん「30分は何杯いけるかチャレンジします」
この「ちょい飲み放題」プラン、お客さんにとっては、こんなメリットも。
お客さん「時間が決まっていて、パパっと飲めてみんなで盛り上がって、すぐ帰れるっていうのは現代にぴったり」
働き方改革で、早く帰宅したい人にとっても、便利なプランのようだ。お店の狙いとは?
トリドールジャパン 都市圏営業部マネージャー・田中誠治さん「ランチのお客様にたくさんの需要をいただいているんですけど、夜のお客さんにもたくさん来店いただきたいと思いまして」
集客率が上がり、夜の売り上げは3割ほど増えたという。実は今、こうした“ちょっとした時間だけ飲み放題”を楽しめるチェーン店が広がりを見せている。
ハンバーガーショップ「フレッシュネスバーガー」にもちょい飲み放題の波が。店内にあるたるからたっぷりと注がれていく赤ワイン。ハンバーガーではなく生ハムが添えられ、客のもとへ運ばれる。
こちらのお店では生ハムの食べ放題と、ワインの飲み放題を60分制で提供(ワイン飲み放題1060円。生ハム食べ放題540円※アルコール注文した人限定)。
フレッシュネス広報・熊谷いぶきさん「オフィス街ということもあり、一番ワインの飲み放題がマッチした」
客の約7割が女性のこちらのお店では、生ハムを食べ放題にすることで、お酒好きの女性にも利用してもらう狙いがあるという。夜の売り上げは多い日で3倍ほどになったという。
先月から「ちょい飲み放題」を始めたお店も。熱々の鉄板で焼き上げていくジューシーなギョーザ。中華料理チェーン店「餃子の王将」水道橋店では、これまで2時間制の飲み放題プランだけだったが、新たに「2人以下限定」で、看板メニューのギョーザが付いた30分間の「ちょい飲み放題」を始めた(水道橋せんべろセット ギョーザ1人前付き 2人以下限定 999円【税別】)。しかも、ビールにハイボール、サワーなど24種類のドリンクが飲み放題に。
会社員(40代)「年とともに2時間飲むのも辛いので、30分くらいがちょうどいい」
新たに少人数の「ちょい飲み放題」を始めたのには、この店舗ならではの訳があった。
餃子の王将 水道橋店・洲脇竜也店長「1名様でのご利用が多いので、短い時間で1人で飲めるようなものを自分が作りたかった」
仕事帰りのお一人様など、少人数の「ちょい飲み放題」の方が、大人数よりも客の回転率が上がり、売り上げアップが見込めるという。
2019年6月20日 19時6分
日テレNEWS24
https://news.livedoor.com/article/detail/16651138/
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Source: 稼げるまとめ速報