医療に携わってる方々もやっぱりアデュカヌマブ効かへんな…と思ってたんかな
2022/07/25 エーザイ
米国科学誌 Science に掲載された Aβ関連論文について
https://www.eisai.co.jp/news/index.html
正直、アミロイドβ仮説は失敗に終わると思っていた
2022/09/28 エーザイ
「レカネマブ」が臨床第Ⅲ相試験において主要評価項目を達成https://www.eisai.co.jp/ir/library/presentations/index.html
エーザイ結局うまく行きましたなの？
「日米欧において2023年度中の申請を完了予定7年中のフル承認を目指す」
「感謝と決意」
共同開発のバイオジェンが1年半くらいまえに開発発表してたアデュカヌマブではない新しい新薬なんだな
エーザイ、アデュカヌマブの臨床試験の結果に比べてレカネマブのは本物。主要評価項目を達成しており、そのP値は有意差水準を余裕で達成。これは副次評価項目も同様。患者も早期ADで患者数が多いので、市場は大きい。流石に審査も通るだろうから、あとは薬価。アリセプトでピーク3200億円。
アデュカヌマブは1個100万円超えてたけどこの新薬ははたして
— 🌰メンマ🎑 (@menma_nenna) September 28, 2022
アデュカヌマブは年間5万6000ドルで最初スタートしていた。年間812万円ほど。レカネマブがはたしていくらになるか。
高度に有意って言い方ちょっと引っ掛かる(現実的に当事者が嬉しいと感じるレベルの効果量が長期的にあるのかどうかよくわからん)けどまあ有意は有意なんだろうな
下記はアデュカヌマブのデータ（22％程度抑えた）ですが、これよりちょっとマシなくらい？https://t.co/KP7MweMNWx pic.twitter.com/2rqqOOMdOj
— torusengoku💙💛 (@torusengoku) September 28, 2022
ただし、結果は手放しに喜べるものではないというのも事実だと思います。主要な結果は、認知症を改善するものではなく、あくまで進行を27%遅くしたというものでしたが、「引き算」の結果で見ると、18点スケールで0.45点の差を生んだという結果です。
— 山田 悠史 | Yuji Yamada, MD (@YujiY0402) September 28, 2022
これは良く見積もっても小さな変化と言わざるを得ず、「統計学的に有意な差」が必ずしも「臨床的に有意な差」（すなわち患者さんにとって意義のある差）ではないという、基本に立ち返った議論を生むと思います。
— 山田 悠史 | Yuji Yamada, MD (@YujiY0402) September 28, 2022
また、こちらもアデュカヌマブよりもよい結果に見えるとは言え、薬を投与された人の12.5%に脳浮腫、17%に脳内の出血の副作用が見られています。これに加えて、もはや語るまでもないコストという副作用もあります。
— 山田 悠史 | Yuji Yamada, MD (@YujiY0402) September 28, 2022
今回のリリースで株をイナゴ買いするかというと躊躇うね
エーザイ＋17%は草。アデュカヌマブの件で塩漬けになっていた哀れな含み損達を成仏させてやってくれ。
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Source: 市況かぶ全力２階建
