【為替相場】経済再開、経済対策期待で株高続く　香港絡みでの米中対立も上げの勢い強し

2020年05月27日10時20分取得：

やる夫今日のポイント：

新型コロナウイルス関連の材料及び各国の経済対策に注意

→トランプ政権は仕事復帰手当の支給案を検討、失業補償に週６００ドルを上乗せする経済対策が仕事に復帰する意欲をそぐ大いな要因と判断

→フィッチのGDP見通し、世界全体を下方修正
・世界：-4.6％（前回：-3.9％）
・米国：-5.6％（前回：-5.6％）
・ユーロ圏：-8.2％（前回：-7.0％）
・中国：+0.7％（前回：+0.7％）
・日本：-5.0％（前回：-5.0％）

米中関係

→米国での中国の学生ビザ制限検討、中国企業のブラックリスト拡大、HUAWEI制裁等

→中国は対抗するとしているも今のところそこまで大きな材料は出ておらず

→２７日に国家安全法導入反対デモか

１６時３０分より欧）ラガルドECB総裁発言

１７時００分より阿）４月消費者物価指数

２３時００分より米）５月リッチモンド連銀製造業指数

２７時００分より米）ベージュブック

　おはようございますお。

　株式市場は基本的にリスクオンの様相。

　米中関係で揉めているけれど、今のところ追加経済対策や経済再開、ワクチン期待等でどんどん株価が上がっていっているお。

　２６日のうちにダウは一時２５,０００ドルも達成。

　トランプ大統領が仕事復帰の補助金も検討していることから、今後益々お金があまり株価は上がって行くのかなと予想しているお。（実体経済はともかく）

　香港への国家安全法導入に関して、２７日に香港で反対デモ、トランプ大統領は週末までに中国へ措置との発表だお。

参考ソース：米、香港問題巡る強力な対応を週内に発表へ＝トランプ氏

　ただこの問題にもかかわらず株価は上げ。

　米中で戦争一歩手前並の大規模な衝突や、貿易が壊れるくらいの策が出てこないと株価は下げないのではと思われるお。（調整はあると思うけれど）

　欧州委では１兆ユーロ超の復興計画が提示されているお。

　こちらも可決すれば大きなお金が市場に流れるかと。

参考ソース：欧州委、1兆ユーロ超の復興計画提示へ　域内経済を立て直し

　今後インフレが進んでいくという説も納得だお。