1: 2019/08/09(金) 06:06:09.52 _USER
【シリコンバレー=白石武志】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズは8日、2019年4~6月期の最終損益が52億3600万ドル(約5550億円)の赤字(前年同期は8億7800万ドルの赤字)だったと発表した。事業拡大に向けた先行投資に加え、19年5月の新規株式公開(IPO)関連の費用が重なり、業績が確認できる17年1~3月期以降で過去最大の赤字となった。

売上高は前年同期比14%増の31億6600万ドルだった。ウーバーは60を超える国と地域でサービスを展開しているが、中国や東南アジアでは同業との競争が激しく既に撤退している。北米でも米リフトとの競争が激しく、売上高の伸び率は1年前の53%から大幅に縮小した。

部門別では主力のライドシェア事業の売上高が2%増の23億4800万ドルにとどまる一方、料理宅配サービス「ウーバーイーツ」の売上高は72%増の5億9500万ドルと全体の伸びをけん引した。地域別では北米と欧州・中東・アフリカ(EMEA)が好調だったものの、中南米が24%減と苦戦した。

ライドシェアや料理宅配、貨物トラック配車などを含む全サービスの取扱高は31%増の157億5600万ドルだった。ウーバーはこのうち8割前後を各種サービスの担い手である運転手らに配分している。ウーバーの約2割の取り分だけではサービスの運営費用などをまかなえない状態が続いており、本業のもうけを示す営業損益は業績が確認できる17年1~3月期以降、10四半期連続で赤字となった。

1株当たり利益(EPS)は4.72ドルの赤字だった。事前の市場予想を下回ったことから、8日の時間外取引でウーバー株は終値に比べ一時10%超安を付けた。
2019/8/9 5:38
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48399650Z00C19A8000000/


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Source: 投資ちゃんねる – 株・FX・仮想通貨・投資2chまとめ