台湾スイーツとして知られるタピオカのブームが過熱気味だ。「タピオカミルクティー」が若い女性に人気で、店舗は全国に広がっている。インスタント製品がネットで高値で転売され、「タピオカ関連株」も高値を更新するなどバブル状態だが、いつまで続くのか。
東京都渋谷区の台湾ティーカフェ「ゴンチャ原宿表参道店」は、平日昼すぎの時間帯でも行列ができていた。人気メニューはやはり「パール(タピオカ)」をトッピングした「ブラックミルクティー」(Mサイズは税抜き490円)だという。
仕事の合間に訪れたという女性会社員(24)は「お茶なので甘すぎず、タピオカの腹持ちもいいので小腹が空いた午後に買ったりします」と語る。「生クリームたっぷりのスイーツは抵抗感あるけど、タピオカミルクティーは週1回くらいなら気楽に楽しめる」と同僚の女性(24)も同調する。
潤っているのは飲食店だけではない。業務用食品を扱う「業務スーパー」を全国に展開する神戸物産は、電子レンジなどで加熱して自宅で簡単にタピオカミルクティーが楽しめる「タピオカドリンク(ミルクティー)」(税抜き298円)やタピオカ単体のインスタント商品「冷凍インスタントタピオカ」(同275円)を販売しているが、ともに今年に入って品薄状態が続き、入手困難だという。同社広報部は「販売数を増やすなど対応も検討しているが、明確な見通しは立っていない」としている。
神戸物産の株価は昨年末に3245円だったのが、今月18日に一時、5600円まで急騰、年初来高値を更新する人気ぶりだ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1906/21/news061.html
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3038.T
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Source: マネーニュース2ch