ヤフーがZOZOを買収へ、前沢社長は経営から退く　株価急騰

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 ソフトバンク傘下のヤフーは12日、ファッション通販サイトを運営するＺＯＺＯ（ゾゾ）に株式の公開買い付け（ＴＯＢ）を行うと発表した。50.1％（約１億5300万株）を取得し、連結子会社化する。

発表によれば、ＴＯＢ価格は１株2620円（11日終値2166円）で、取得総額は4007億円となる。10月上旬の開始を目指す。ＴＯＢ後もＺＯＺＯの上場は維持する計画だという。

発表を受け、ＺＯＺＯ株は一時、同19％高の2575円まで買われ、2018年12月14日以来の高値となった。午前９時37分現在は2498円で取引されている。ヤフー株は一時、前日比5.7％高となった。

ＺＯＺＯの37％の株式を持つ創業者の前沢友作前社長も賛同し、保有株式の6.4％を残して売却する意向だ。前沢氏は12日付で社長を退任し、新社長には沢田宏太郎取締役が就任した。前沢氏とヤフーの川辺健太郎社長は午後５時半から記者会見する。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-11/PXOONPDWLU6L01