テーマパーク事業単体の客単価は19年3月期平均で1万1,815円でしたが、コロナ禍で年々上昇し24年3月期では1万6,644円となりました。5年間で40%引き上げることに成功しています。この間、入場料の引き上げを4回も実施しており、1デーパスポート(大人1人)の価格は以前の7,500円から、現在では変動価格制を導入し7,900~10,900円となりました。
ちなみに開業したばかりの新エリア「ファンタジースプリングス」はパークチケットだけで入場することはできません。アプリで特定アトラクションの「スタンバイパス」(無料)を取得するか、ディズニー・プレミアアクセスで課金する必要があります。
また、特定の宿泊プランを利用する客は1デーパスポートの「ファンタジースプリングス・マジック」(大人22,900円~25,900円)を購入でき、同チケットがあれば新エリア内のアトラクションを時間指定無しかつ並ばずに楽しむことができます。
このような値上げと課金システムにより、コロナ禍では客単価が増加しました。ただ、物品・飲食販売の増加も客単価増加の要因であると同社は発表しており、実際に入場料の増額分以上に客単価は増加しています。大きく膨らんだ理由として入場料の値上げが客層の“足切り”をもたらしたことが考えられます。7,500円の客と1万円の客では、入場料以外に使える金額も異なるでしょう。ディズニーは足切りにより、上客の絞り込みに成功したといえます。
引用元: ・https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1721271322/
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Source: 資格ちゃんねる