1: 田杉山脈 ★ 2019/05/15(水) 23:30:09.04 ID:CAP_USER
新卒採用活動で無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用する企業が、兵庫県内でもじわり広がっている。就活生との連絡といえば、電話やメールが一般的だったが、知らない電話番号が表示されると警戒されて出てくれず、メールも手間がかかると、敬遠されがちだ。学生が使い慣れているLINEを活用し「スムーズに連絡が取れるようになった」と企業側も歓迎している。

今春、神戸市内であった就活イベント。産業機器メーカー、日本技術センター(姫路市)のブースでは、スクリーンにQRコードを映し出した担当者が「LINEから読み取って『友だち追加』してください」と呼び掛けると、学生らは次々にスマートフォンのカメラをかざした。指示通りに操作すると、先輩社員の紹介記事が読めるほか、会社説明会の予約もできる。

 同社は来春の新卒採用人数を今春の10人から50人に増やす予定で、採用活動を円滑に進めようと初めて導入した。田村直也人材開発本部長(40)は「学生と音信不通になったり、説明会に無断欠席されたりすることが少ない」と語る。

 メールのように、かしこまった言葉遣いが不要で「1次面接、○日は来られますか」「大丈夫です」と、日常会話に近いやりとりができることから、田村本部長は「学生に抵抗感がないのでは」と分析する。

 同社が使うのは、採用コンサルタント会社のアローリンク(神戸市中央区)が提供するLINEのシステムを利用した「採用管理ツール」だ。このツールを使うと、企業は選考の進み具合に応じて就活生を分類し、選考日程の通知などを一斉配信できるほか、相手が「既読」かどうかも確認が可能。企業情報を提供するメニュー画面も対象者ごとに変えられる。説明会や面接を予約した学生への返信や、直前の日程確認の連絡、就活お役立ち情報なども自動で送ることができる。

 アローリンクによると、2017年の発売以来、ニトリホールディングスなどの大手をはじめ、全国約250社が採用。県内は約20社が導入しているという。安東由歩(みちほ)副社長(43)は「学生から『企業との距離が近くなった』との声を聞く。人材確保に苦労する中小企業にも使ってほしい」と話す。

 学生との連絡を完全にLINEに切り替えた企業も。19年春採用から導入した不動産業のエストコーポレーション(西宮市)は19、20年春向けの説明会・選考の参加者が、18年春に比べ2倍近くに増えた。北原千春総務・人事部長(42)は「メールを使っていた頃より学生からの返信が早く、次の一手が打ちやすくなった。内定後の日程調整もしやすい」と歓迎する。

 人材サービス会社のネオキャリア(東京)が18年に実施した調査では、企業の採用担当者の52%が「今後、LINEの導入を検討」と回答。同社の担当者は「肌感覚ではこの1年で大きく進んでいる」としている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000013-kobenext-sci


続きを読む

Source: 2ch就活まとめ