このため会社経営でもプログラミングと似た手法を取る。
「理系経営」の凄みを紹介しよう――。
なぜ日本人は「コミュニケーション能力至上主義」に陥ったのか
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの組織観がうかがえるエピソードがある。
研修の際に、数人のマネージャーが従業員は
もっと相互にコミュニケーションを取るべきだと提案したところ、
ベゾスが立ち上がり、
「コミュニケーションは最悪だ」
と力説したという。
ベゾスにとって、コミュニケーションを必要とする組織は、
きちんと機能していないという証拠でしかないというのだ。
ベゾスが求めるのは、
協調などするよりは個のアイデアが優先される組織である。
つまり、権力が分散され、さらにいえば組織として
まとまりがない企業が理想だという。
たとえば、AWS(アマゾンウェブサービス)を
開発している部署はアマゾンゴーには興味がない。
それがいいというのだ。
その意味では、ローマ帝国のように勢力を広げていく、
一見、何の事業会社か説明が難しいアマゾンは
ベゾスの理想をまさに体現しているといえよう。
ベゾスは、理系のトップらしいところが出ているように思う。
たとえば、経営数値にあまりとらわれないところだ。
公認会計士など、文系の人間は、
今期の決算の数字を見るようにトレーニングされているが、
理系は後付けでしか勉強していないから、
自分のやりたいことをやる。
キャッシュフロー経営などは、そこから生まれているのではないか。
引用元: ・http://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1572003670/
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Source: 資格ちゃんねる