■MMTブームは、エリートたちにとって、ちっとも面白くない。
MMT(現代貨幣理論)を巡る論争は、提唱者の一人ステファニー・ケルトン教授が7月16日に来日したこともあり、ますます盛んになっています。MMTの主張を一言で言うと、「自国通貨を発行できる政府はデフォルト(財政破綻)しないので、高インフレでない限り、財政赤字を拡大してよい」というものです。
なお、ここではMMTの詳しい説明は省きますが、ご関心の方は、下載の記事をご覧ください。
https://facta.co.jp/article/201908017.htmlもっとも、論争が盛んと言っても、政策当局はもちろん、経済学者、アナリスト、ジャーナリストの間では、MMT批判の方が、圧倒的に多い。つまり、政策に大きな影響を与えられる立場の人たち(いわゆる「エリート」)は、ほぼ全員、MMT批判者というわけです。
普通であれば、これでは、MMTが陽の目を見ることは、まずないですね。ところが、どうも、いわゆる「エリート」ではない一般の人々の間では、SNSなどを通じて、MMTに対する理解や支持が広がりつつあるように感じます。
これは、アメリカでも起きた現象らしいです。 実に面白いですね。いや、エリートたちには、ちっとも面白くない。
そこで、彼らは、MMTに「ポピュリズム」というレッテルを貼りました。MMTなんかを支持する連中は、「財政赤字は心配ない」などといううまい話に乗せられた無知蒙昧な「愚民」だとでも言いたいのでしょう。
では、なぜMMTはダメなのかと言うと、エリートたちによれば、「いったん、財政赤字の拡大を許したら、インフレが止まらなくなる」からなのだそうです。
というのも、「国民は、歳出削減や増税を嫌がるので、インフレでも、財政支出の拡大を止められない」からなのだそうです。
でも、高インフレで自分の生活が大変なのに、なお財政支出の拡大を要求し続ける国民がいるとしたら、これ、相当の「愚民」ですよ。
ということは、MMTを批判するエリートたちは、「日本の国民は、愚民である」という大前提を置いているということになります。 乱暴に言えば、「なにぃ、インフレがひどくなる前に、財政赤字を削減するだとぉ? そんなこと、お前ら愚民どもに、できるわけないだろーが!」というわけですね。
(続きは元ソースで)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190729-00010477-besttimes-pol&p=2
別におかしく無いけどどっちも間違ってる
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Source: マネーニュース2ch