1: 名無しなのに合格 2020/05/19(火) 16:42:10.87 ID:qD2RX7An
 吉田陽太くん(仮名・23歳・千葉県出身)は、法政大学文系学部を卒業後、東証一部上場企業であるIT企業のS社に就職。
社員数は約2900人、資本金は約15億、携帯電話向けソフト開発・技術支援が主力の大手企業だ。

 「もともと、就職活動時代はマスコミで記者職を志望していたのですが、受かる気がしなくて、
滑り止めで受けた業界売上最大の大手タクシー会社とS社に内定をいただきました」

(中略)

迎えた4月1日。この日は同期300人と顔を合わせる入社式のはずだった。

だが――。

「コロナ禍により、新卒研修はすべてオンラインで行われることが通達されました。内容は、
マナー講習に始まり、人事の方のセミナーを聞くほか、ビデオチャットしながらグループ課題をするというもの。
期間は4月から6月までの3カ月です。原則ワイシャツを着て自宅から参加することが課せられたので、
それに倣って部屋でネットをつなぎ、パソコンで研修を進めました」

こうして研修から1カ月が経過した5月。

ほとんどの同期とは顔を合わせぬまま、GWに差し掛かったタイミングで、吉田くんのもとに一本の電話が入った。

「人事担当の男性社員から、明日急遽会社に来てほしいと言われました」

翌日。

スーツを着て千葉の自宅から地下鉄東西線を乗り継ぎ、40分かけて初めての通勤をした吉田くんは、
人事担当者と顔を合わせ、開口一番にこう言われた。

「先に結論を言います。吉田くんはうちの会社に合わない。自己都合か、会社都合がどちらか選んで会社を辞めてもらいます」

「すみません、急に言われて、ちょっと混乱しています……。理由がちょっとわからないんですけど……」

動揺した吉田くんは、当然ながら上司に説明を求めたという。

「君はマナーが悪い。うちはIT企業だけど、技術よりもマナーをとても重視している会社です。
吉田くんが研修を受けている様子を画面越しに見ていると、はっきり言って態度が悪すぎる。
君はうちの社風には合わないと判断しました」

しかし、吉田くんにはそれが思い当たる節がない。

「研修中はメモをとり、画面を見て話を聞いていたつもりです。正直、言いがかりだと思いました」

https://president.jp/articles/-/35434?page=1


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Source: 2ch就活まとめ