文学の女性研究者の悲劇を朝日新聞デジタルが報じ、話題になっている。

記事によると、日本仏教を研究してきたNさんは、大きな研究成果を上げていたものの、大学のポストにつけず、2016年2月に43歳の若さで自殺したのだという。

05年に日本学術振興会の特別研究員に選ばれ、月額45万円の奨励金を得て、09年度には若手研究者が対象となる賞を次々と受賞したものの、特別研究員の任期3年が経ってからは経済的に苦しくなったという。

衣食住は両親が負担し、非常勤講師やアルバイトで研究費を得ていたが、20以上の大学の研究職への応募は全て断られたという。

14年、苦境から抜け出すために、ネットで知り合った男性と結婚したが、同居生活はすぐに破綻し、自責の念から心が病み、離婚届を提出した日に自殺したのだという。

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Source: 逃げろ!たいやきくん